コラム
みなさんは「耳が洗われるようだ」という表現を聞いたことがありますか。私は会社でテープおこしの制作担当者が口にするのを何度か聞いたことがあります。初めは意味が分からないので、高校時代の国語の副読本にあった漢文の故事を連想しました。ご存じの方…
先日は突然メールマガジンをお送りしまして恐縮していたところですが、思いのほか反響があり、Web会議についての皆さんの関心の高さを実感しました。 さて、今回ももう少しWeb会議の話を進めて行こうと思います。 実はWeb会議をお奨めするにあたり、弊社でも…
各地で桜の開花が発表される季節となりました。今年は全国的にも記録的な早さの開花となるようです。 さて、昨今の新型コロナウイルスの影響で多くの会議や行事が中止・延期となっていますが、皆さまのご担当の会議などにも影響が及んでいるのではないでしょ…
今回は、私たちの仕事には直接関係ないのですが、まったく関係ないとも言い切れないことについて少し紹介してみます。 皆さんは「聞き書き」という活動をご存じでしょうか。文字通り、人の話を聞いて文字にすることで、特にお年寄りや貴重な体験をされた方な…
★私たちのお客様の中で、ワンテーマにこだわって膨大な量のインタビューを実施される方々がいらっしゃいます。主に大学などに所属する先生方ですが、その研究分野は本当にさまざまです。たとえば、経営学のある先生は、一つの企業に出向かれて年間で合計30時…
「テープおこし」とは不思議な言葉です。その行為自体はきっと録音テープの発明とともに発生したのでしょうが、「テープおこし」*という呼称はその行為が商売の対象になった頃に定着した、いわゆる造語だそうです。この表現の他には「反訳」、「筆耕」、「転…
国際会議のテープおこしでは、さまざまな英語を聞くことができます。ネイティブ・スピーカーの方々にもお国なまりがあるのですが、何よりもノンネイティブの方々の英語には、これも同じ言語かと驚くくらいのバリエーションがあります。内訳を見ると、やはり…
先日、日頃ひいきにしてくださる大学医学部の先生とゆっくりお話しできる機会がありました。先生はもう何年にもわたって健康調査票のデータ入力をアドレスに依頼してくださっていて、振りかえれば延べ数万人分になる大変なボリュームです。昔から気になって…
金沢ではここ数日「ぶり起こし」が鳴り響いています。「ぶり起こし」とは、北陸特有の晩秋から冬の間に落ちる激しい雷のことです。この雷によって出世魚の「ぶり」の稚魚「こぞくら」は寝覚めを襲われ、驚いて泳ぎ回っているうちに「かんど」から「ふくらぎ…
あの言葉たちは、もう月に届いただろうか。と空を見上げていましたら、数十年も昔の記憶の中に降るような星空が輝き出しました。南アルプス赤石岳から静岡県を縦断して流れる大井川が、東海道と交わる辺りに、蓬莱橋という木造の橋があります。全長900mのこ…
会社創立から14年、日々私たちはさまざまな人々の声を聴き取り、文字にしてきています。医学分野の国際会議、自治体の情報公開推進に関する会議、その道では著名な研究者のインフォーマルな研究会、大企業の経営者の集う勉強会、原発の事故調査委員会、成功…