アドレポ ~テープおこしの音セトラ

(株)アドレスの情報アーカイブ Report from ADDRESS

コラム

「聞き書き」ムーブメントについて

今回は、私たちの仕事には直接関係ないのですが、まったく関係ないとも言い切れないことについて少し紹介してみます。 皆さんは「聞き書き」という活動をご存じでしょうか。文字通り、人の話を聞いて文字にすることで、特にお年寄りや貴重な体験をされた方な…

膨大なインタビューの意味(前編)

★私たちのお客様の中で、ワンテーマにこだわって膨大な量のインタビューを実施される方々がいらっしゃいます。主に大学などに所属する先生方ですが、その研究分野は本当にさまざまです。たとえば、経営学のある先生は、一つの企業に出向かれて年間で合計30時…

「テープおこし」という言葉

「テープおこし」とは不思議な言葉です。その行為自体はきっと録音テープの発明とともに発生したのでしょうが、「テープおこし」*という呼称はその行為が商売の対象になった頃に定着した、いわゆる造語だそうです。この表現の他には「反訳」、「筆耕」、「転…

リレーコラム(第5回) ~ISHIN-DENSHIN~

国際会議のテープおこしでは、さまざまな英語を聞くことができます。ネイティブ・スピーカーの方々にもお国なまりがあるのですが、何よりもノンネイティブの方々の英語には、これも同じ言語かと驚くくらいのバリエーションがあります。内訳を見ると、やはり…

リレーコラム(第4回) ~人はなぜデータを入力するのか<疫学編>

先日、日頃ひいきにしてくださる大学医学部の先生とゆっくりお話しできる機会がありました。先生はもう何年にもわたって健康調査票のデータ入力をアドレスに依頼してくださっていて、振りかえれば延べ数万人分になる大変なボリュームです。昔から気になって…

リレーコラム(第3回) ~ぶり起こし鳴り響く金沢にて~

金沢ではここ数日「ぶり起こし」が鳴り響いています。「ぶり起こし」とは、北陸特有の晩秋から冬の間に落ちる激しい雷のことです。この雷によって出世魚の「ぶり」の稚魚「こぞくら」は寝覚めを襲われ、驚いて泳ぎ回っているうちに「かんど」から「ふくらぎ…

リレーコラム(第2回) ~星に願いを、月に祈りを~

あの言葉たちは、もう月に届いただろうか。と空を見上げていましたら、数十年も昔の記憶の中に降るような星空が輝き出しました。南アルプス赤石岳から静岡県を縦断して流れる大井川が、東海道と交わる辺りに、蓬莱橋という木造の橋があります。全長900mのこ…

リレーコラム(第1回) ~月に届くか?

会社創立から14年、日々私たちはさまざまな人々の声を聴き取り、文字にしてきています。医学分野の国際会議、自治体の情報公開推進に関する会議、その道では著名な研究者のインフォーマルな研究会、大企業の経営者の集う勉強会、原発の事故調査委員会、成功…