アドレポ ~テープおこしの音セトラ

(株)アドレスの情報アーカイブ Report from ADDRESS

お客さま、さまざま ~その2 顧客名分析

 アドレスのお客様が様々な団体にわたっており、特に専門的な分野にかかわる団体がユーザーとして多いことは先の記事でお伝えしていました。


そうした傾向が垣間見られるかと思い、今回は、お客様の団体の「名称」を分解して集計してみました。ユーザー団体の名称にどんなフレーズや語彙が多く利用されているのかを見ると、アドレスが日頃どんなお仕事をしているのかご想像いただけるかな、というわけです。

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一瞥して気がつくのが、「研究」という語句を含むお客様がかなりの数に上ることです。今回の集計では「研究」と「研究所」を区別していますが、この二つの語句ともに上位に位置し、これらを合わせると他と大きく引き離してダントツの一番という結果になります。「研究(所)」という語句は、「経済」、「経営」、「環境」から「医療」まで広範な分野のお客様の名称に利用されているため、圧倒的な利用数になっていると思われます。ちなみに、「総合」「研究所」という組み合わせで、多くのシンクタンクの団体名を構成しています。アドレスが日頃お手伝いしていることの専門性の高さがうかがい知れる結果になっていると思います。


また、「センター」「日本」といったフレーズが多いのは、ナショナル・センターやローカルのセンターとでもいうべき、各分野の中心団体の業務にアドレスが関わらせていただいていることが伝わる結果です。
協会」「機構」「振興」といった単語は、そのまま国や「」など自治体の公益法人の名称にしばしば利用されていますので、その傾向が読み取れます。
特定分野についていえば、やはりテープおこしの外部委託の多い分野となる「経済」「経営」という言葉も、私たちには古くからお客様の名称としてはよく耳にするフレーズですし、「医療」「国際」「環境」といった今日話題や議論の多い分野もやはりお客様の名前として少なくないことが分かります。

団体名称の分析からだけでは、もちろんアドレスのお客様のすべてが分かるわけではありませんし、いわんやアドレスの仕事ぶりが分かるわけでもありませんが、おおよその傾向はうかがい知ることができると思います。専門分野に強く、ナショナル・センターなどのお手伝いをしている実績は、想像に難くないのではないでしょうか。

 

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なお、集計方法は次の通りです。
1) お客様の団体名称を語句単位に分解する。
     (例)日本環境経済政策研究所⇒”日本”、”環境”、”経済”、”政策”、”研究所”
           日本医療経営研究センター⇒”日本”、”医療”、”経営”、”研究” 、”センター”
2) 過去数年間の調査期間のうち、1回のご発注を1度数として集計する。
たとえば上記例の2団体から期間中にそれぞれ2回ご依頼いただいているとすると、“日本”は度数4、その他の語句は度数2としてカウントとしています。

注記1) その語句から特定の団体やグループが特定できたり、容易に推定できる場合は、その語句を上記集計から割愛しています。
注記2) 「株式会社」「一般財団法人」などの企業種別の語句はカウント対象外にしています。
注記3) 「大学」という語句も比較の趣旨から割愛しています。同様にカウントすると3600度数となります。